教会誌「こころ」2020年1月号より 主任司祭 ルカ 江部純一 皆さんが持っているクリスマスのイメージは何ですか。緑の牧場、羊や山羊 を追う羊飼いや牧羊犬、鈴の音、輝くイルミネーションとモミの木のツリー、すべてを優しく包むほのぼのとした暖かさ、クリスマスの音楽はパストラル(田園曲)、サンタクロースと … 続きを読む
教会誌「こころ」2019年12月号より 主任司祭 ルカ 江部純一 先日、新聞のコラム「「愛」とは何か」(11月12日付毎日新聞 歌人 川野里子氏)を読んで思うことがあった。 川野さんは、五年ほど前のイスタンブールでの出来事として記している。道端の側溝に座り込んで泣いている男の子や、小学生くらいの男の … 続きを読む
教会誌「こころ」2019年11月号より 主任司祭 ルカ 江部純一 教皇様の訪日が発表され、各メディアで話題となっている。もちろん日本の教会でも歓迎準備のために多くの人々がかかわっている。おそらく多くの方々が東京ドームで行われるミサに応募されたと思うが、教皇の日本での日程をもう一度確かめてみていただき … 続きを読む
教会誌「こころ」2019年10月号より 主任司祭 ルカ 江部純一 若い頃(といっても二十年くらい前までであるが)、秋になると何となく寂しい気分になり、もの悲しい思いに襲われたものである。最近そういうことがなくなった気がするのは、単に感受性が衰えたのか、それとも季節の変化が以前ほど感じられなくなったか … 続きを読む
教会誌「こころ」2019年9月号より 主任司祭 ルカ 江部純一 ニッコウキスゲ あなたの慈しみは大きく、天に満ち あなたのまことは大きく、雲を覆います。神よ、天の上に高くいまし 栄光を全地に輝かせてください。(詩編57・11-12) 大喰岳・中岳の上の雲 主はわたしの光、 … 続きを読む
教会誌「こころ」2019年8月号より 主任司祭 ルカ 江部純一 数年前から、「そろそろスマホ(スマートフォン)に換えたら・・」と周囲の人たちから言われ続け、昨年末頃かなりその気になった。しかし、タッチパネル自体があまり好きではないことと、新たに使い方をマスターするのも面倒なので「やはり現状のままでい … 続きを読む
教会誌「こころ」2019年7月号より 主任司祭 ルカ 江部純一 わたしの手元にオリーブの木で作られたよい羊飼いの小さい置物がある。迷い出た羊を見つけ出し肩に乗せて、喜んでかえってくる羊飼いの姿である(ルカ15・1-7)。 イエスのもとに徴税人や罪人が近寄って来た。ファリサイ派や律法学者たちから、不品 … 続きを読む
教会誌「こころ」2019年6月号より 主任司祭 ルカ 江部純一 爽やかな季節(五月)となった(はずである)が、寒暖の差があり、天候は安定しているとも言い難い。遅かった復活祭、暦といまの自分の季節が何となくしっくりしない。もうすぐ梅雨入りでもある。 三月後半、桜の開花に合わせて公園に写真を撮りに出かけ … 続きを読む
教会誌「こころ」2019年4月号より 主任司祭 ルカ 江部純一 わたくしは4月1日付で東京カトリック神学院へ異動となり、住まいはそちらに移りました。4月中の主日ミサと洗礼準備講座は、神学校からの通いで行うことになります。神学校の住所は練馬区関町東2-7-10で、場所の広さで言うと、麻布教会の敷地(み … 続きを読む
教会誌「こころ」2019年3月号より 主任司祭 ルカ 江部純一 2月11日(月)から20日(水)まで、イスラエルの聖地巡礼に行って参りました。ガイド・引率・旅行社代表を一人で務めるスーパー添乗員の河谷さん(潮見教会)という方を含めて 18名というこぢんまりとしたグループでの巡礼でした。参加者は、麻布 … 続きを読む
教会誌「こころ」2019年2月号より 主任司祭 ルカ 江部純一 1月7日(月)に、今年の東京教区の人事異動が発表されました。わたくしは4月1日付で、練馬にある東京カトリック神学院のモデラトールとして赴任することになりました。神学院は一応「学校」であるので、任命が4月1日付となっております。しかし、今 … 続きを読む